令和3年度 長崎大学感染症共同研究拠点 「国際的に脅威となる一類感染症の研究及び高度安全実験施設(BSL-4)を活用する人材の育成」補助事業(資金配分機関:日本医療研究開発機構) にかかる研究課題(研究分担者)の公募要領

 長崎大学感染症共同研究拠点は、BSL-4施設を整備するとともに、施設を用いた感染症研究による成果を創出し、地域社会をはじめ広く世界に還元することを目的としています。

 2017年度より、「国際的に脅威となる一類感染症の研究及び高度安全実験施設(BSL-4)を活用する人材の育成」補助事業(資金配分機関:日本医療研究開発機構(以下、「AMED」という。)において、エボラウイルス等の病原性の高いウイルスによる感染症に係る研究開発及び人材育成に取り組んでいます。

 本事業の推進を図るため、エボラウイルス、ラッサウイルスなどBSL-4の病原体及びそれらの感染によって引き起こされる疾患に関する研究を実施する研究課題(研究分担者)を公募いたしますので、奮っての応募お待ちしております。

1.本事業の取組み及び公募内容
1)ウイルス増殖機構の解明

 感染個体におけるウイルスの動態や細胞内における宿主因子とウイルス因子の相互作用などウイルス増殖過程についての詳細な分子メカニズムの解明は抗ウイルス薬開発において極めて重要な情報となる。本研究では、エボラウイルス、ラッサウイルス等の細胞内、動物個体内におけるウイルス増殖機構の解明に関する研究課題を公募します。

2)治療薬の開発

 一類感染症に対する特異的な治療薬は未だに効果が限定的なものしかないのが現状であり、有害な副作用がなく高い効果が期待される治療薬の開発が喫緊の課題となっている。本研究では、ウイルス増殖を抑制する化合物の同定、中和抗体の作出、ウイルス増殖・病態発現に関わる宿主因子を標的とした阻害剤などの同定により、エボラウイルス病、ラッサ熱等に対する治療薬の候補となる実用化の前段となる治療薬のシーズを探索することを目的とした研究課題を公募します。

3)ワクチンの開発

 ウイルス感染症に対するワクチンとして、不活化ワクチン、遺伝子組み換えワクチン、mRNAワクチン、弱毒生ワクチンなどがこれまでに開発されてきたが、エボラウイルス病、ラッサ熱等に対するワクチンについては安全性、効果、製造コストなどの面からまだ十分に信頼できるものがない。本研究では、革新的技術を用いたエボラウイルス病、ラッサ熱等に対するワクチン開発に関する研究課題を公募します。
2.配分額
 一研究課題あたり、令和3年度の申請額は520万円(内訳:直接経費400万円、間接経費120万円。間接経費は直接経費の30%。)を上限とします。なお、配分額は、採択数や各計画の内容・事業規模等を勘案して決定します。
3.研究期間
 採択後 ~ 2022年3月31日
4.申請資格
 大学及び研究機関に所属する研究者。申請は、単独の研究者による研究、複数の研究グループによる共同研究の何れも可としますが、長崎大学感染症共同研究拠点の教員を必ず連携研究者として指名してください。本連携研究者への研究費の配分は不要です。なお、長崎大学感染症共同研究拠点の教員(兼務教員含む)を代表者とする申請は不可とします。
5.申請書類
 リンク先よりワードファイルをダウンロード下さい。なお、長崎大学における審査後、選定された研究課題については、AMEDの所定様式にて経費等内訳・参加者リスト等の作成を依頼します。

◎研究課題申請書類(wordファイル)

6.申請書類の提出方法

 作成した申請書ワードファイルをPDFファイルに変換してメールに添付し、長崎大学感染症共同研究拠点総務部門(bsl4_soumu@ml.nagasaki-u.ac.jp)まで送付下さい。

7.申請書類の提出期限
 2021年5月31日(月)期限厳守
8.採否
 採択決定次第、申請者へ通知いたします。なお、審査にあたっては、長崎大学における審査後、AMEDによる補助事業計画変更承認を受けて決定します。
9.契約
 採択決定通知後に長崎大学と研究分担者が所属する機関との間で「委託研究開発契約書」の締結を行います。なお、国立研究機関は異なる手続きとなりますので、採択決定後に連絡します。
10.成果の報告
 研究期間終了後は、指定期日までに、所定の様式により実績報告書、成果報告書等の提出を依頼いたします。なお、研究期間中年1回程度の本補助事業の班会議を開催いたしますので、その場で成果報告を行っていただく予定です。

※ 実績報告書等の所定様式については、後日連絡いたします。

※ 班会議の開催にあたっては日程照会を行います。
11.成果の公表
 本研究課題について外部発表を行う場合は、AMED の支援の成果であることと課題番号(21fm0208101j0005)を謝辞等に必ず明記してください。
12.研究倫理の遵守
 研究分担者及び参加者は、不正行為等を未然に防止するために研究倫理教育に関するプログラムを修了する必要があります。また、所属する研究機関は利益相反について管理の上、AMEDに報告する必要があります。
13.その他
 その他の事項や手続きについては、AMED「補助事業事務処理説明書」に沿って実施しますので、事前にご確認、ご理解の上、申請下さい。なお、今後、必要な書類の提出等を依頼する場合がございますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。

◎補助事業事務処理説明書

契約書締結等の事務手続きが必要ですので、所属機関の経理担当者へ事前に相談下さい。
14.応募・問い合わせ先

 国立大学法人長崎大学

 感染症共同研究拠点総務部門 担当:伊東

 Tel:095-819-2966(内線:2966)

 Mail: bsl4_soumu@ml.nagasaki-u.ac.jp