長崎大学坂本キャンパスには、これまで数々の研究成果をあげてきた熱帯医学研究所のBSL-3施設があり、現在まで安全に管理運用してきており、また、隣接する長崎大学病院には、エボラ出血熱やラッサ熱などの患者を収容できる県下唯一の第一種感染症病床があり、国内外の観光旅行客の多い長崎で、万一感染者が出た場合にスムーズに対応できることが第一の理由です。大学病院に近い場所であれば、患者から採取した血液などによる診断や治療を迅速かつ的確に行えますし、交通トラブルなどのリスクも低減できます。
 第二の理由は、坂本地区には長崎大学病院を含め、さまざまな領域の感染症研究者が約150人在籍していることです。BSL-2施設やBSL-3施設などさまざまな施設も充実しており、日常の研究や人材育成に適しているだけでなく、患者発生のような緊急時の対応も行いやすいと考えています。