新型コロナウイルスに代表されるように、近年、世界各地で新興・再興感染症として人獣共通感染症(Zoonosis)の流行が発生しています。これらの流行は人間の経済活動による地球環境の変化のため、病原体を保有する野生動物や、病原体を媒介する節足動物とヒトの接触の機会が飛躍的に増大したことに起因すると考えられています。
当研究室ではウイルス性人獣共通感染症の制御を目標として、
1.
自然界におけるウイルスの生態や伝播経路の解明
2.
ウイルス感染による病態発症の分子メカニズムの解明
3.
ウイルス感染の診断法、予防法、治療法の開発
に関する研究を実施しています。
好井教授が日本大学動物医科学研究センターの定例研究セミナーで講演を行いました。
特任研究員として岡本さんが着任なされました。
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターとファイザー株式会社、および15の医療機関が連携したダニ媒介性脳炎患者に関する後方視的研究が、Emerg Microbes Infect誌に掲載されました。
好井教授が第5回 神経感染症学ウィンターキャンプで教育セミナーを行いました。
藤井助教が動物臨床医学会にて招待講演を行いました。
好井教授が第47回WAKO Web受託セミナーで講演を行いました。
好井教授が長崎南高校SSHサイエンス講座で講演を行いました。
好井教授が自治医科大学で特別講義を行いました。
平野助教が九州微生物研究フォーラムで発表し、若手奨励賞を受賞しました。
沖野くんの修士論文発表会が行われました、卒業後も頑張って!
好井教授が、東京大学医科学研究所公開セミナー「ラブラボ2023」で講演をしました。
実験助手として薬学部2年の堀江さんがメンバーとなりました、これからがんばて学び実験していきましょう。
RNAヘリカーゼDDX39Bの免疫制御に関する論文がeLife誌に掲載されました。
事務補佐員として樽見さんが研究室に加わりました。
社会人大学院生として井上さんがメンバーとなりました、これから頑張りましょう!
藤井先生が助教として着任なされました。
福田さんの博士論文公開審査が行われました、卒業後は学術振興会特任研究員として継続して働いてくれます、改めてよろしくお願いします。
好井教授が24th ISW-TBEで招待講演を行いました。
平野助教がProtein Island Matsuyama Symposiumにて招待講演を行いました。
沖野くんが九州微生物研究フォーラムにて発表し、若手奨励賞を受賞しました。
クリミア・コンゴ出血熱ウイルスに対する既存薬スクリーニングに関する論文がAntiviral Research誌に掲載されました。
ダニ媒介性脳炎ウイルスの非コードRNAが病原性に与える役割に関する論文がMicrobiology and Immunology誌に掲載されました。
北海道におけるダニ媒介性脳炎ウイルスの分離と解析に関する論文がTicks and Tick-borne Diseases誌に掲載されました。
技能補佐員として、西川さんが研究室に加わりました。
研究室のホームページが開設しました。
好井教授が奈良先端科学技術大学院大学セミナーで講演を行いました。
好井教授が第68回日本ウイルス学会学術集会でシンポジウム講演を行いました。
福田さん、沖野くんが研究室メンバーとして加わりました。
実験補助員として、片桐さんが研究室に加わりました。
好井教授が、長崎大学市民公開講座で講演しました。
特任研究員として、平野 港 先生が着任しました。
ダニ媒介性脳炎の疫学研究に関する論文が、Microorganisms誌に掲載されました。
好井教授が、オーストリアで開催された22nd ISW-TBEにおいて、ダニ媒介性脳炎についての招待講演を行いました。
好井教授が、令和元年度 日本獣医師会獣医学術学会年次大会において、ダニ媒介性脳炎についてシンポジウム講演を行いました。
ウエストナイルウイルスの病態発現に関する論文が、PLoS Pathogen誌に掲載されました。
研究室が始動しました。
私たちの研究室では、人に重篤な疾患を引き起こすウイルス性人獣共通感染症を対象に、主にベクター媒介性のフラビウイルス感染症やナイロウイルス感染症についての基礎研究と疫学研究を実施しています。
基礎研究では、ウイルス感染モデル動物から電子顕微鏡を用いた細胞の解析まで、マクロからミクロの視点で、ウイルスの動態や病態発症の分子メカニズムの解明するための研究を行っています。
疫学研究では、主に野生動物やマダニ等の節足動物を対象としたフィールド調査を行い、ウイルスの伝播経路や生態の解明するための研究を行っています。
これら分子―個体―生態レベルの研究を、人、動物、そして環境(生態系)を一体として捉える「One Health」の観点から進める事により、ウイルス性人獣共通感染症の制御を目指します。
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