藤井 祐至(助教)ウイルス生態研究分野

ご専門(バックグラウンド)を教えてください
臨床獣医学、ウイルス学。
研究者を志したきっかけを教えてください
私は以前まで臨床獣医師として犬・猫などの小動物の診療業務に従事し、ウイルス性感染症を始めとした様々な疾患の治療に関わってきました。そこで実際に自分の目で見た経験から、ウイルス性感染症の制御について、しっかりと考えなければならないと痛感し、研究の道に進むことを決めました。
職業としての研究者の魅力は何ですか?
問題解決に向けたアプローチに研究という手段が選べること。ウイルス性感染症という問題に一番最前線で対応しているのは医療従事者ですが、その方々に研究を通じて助力・情報発信できるのが研究者としての魅力と思います。
どのようなタイプの人と働きたいですか?
視野の広い人。自分で考え、行動できる人。
好きな言葉を教えてください
経験に勝る財産はなし。
人生において一番幸せを感じるときはどんな時ですか?
小さなことでもいいので、着実に進歩しているな、というのを実感できる時。
最後に一言お願いします
基礎医学の研究者には、専門医などの診療現場に精通した方や異分野で博士号を取得した方はまだまだ多くないと感じます。このような経歴の方が基礎ウイルス研究という選択肢を選んでくれると、現状とは違った視点から活躍してくれるのでは、と期待します。