H29.8.2 夏休み特別企画! 生き物観察イベント「アニサキスを探せ!」を開催しました

長崎大学感染症共同研究拠点では,8月2日に夏休み特別企画として、生き物観察イベント「アニサキスを探せ!」を医学部ポンぺ会館で開催しました。

本イベントは、坂本キャンパス周辺の小学校5・6年生を対象として、最近のニュースやワイドショーで話題となっている「アニサキス」について、夏休みの自由研究として話題を提供し、さらに科学の世界に興味を持ってもらうために本学が募集したもので、今回は、坂本小学校・山里小学校・高尾小学校から、小学生17名が参加しました。

まず、熱帯医学研究所の奥村 順子教授の司会のもと、熱帯医学研究所の三井 義則助教による寄生虫に関する講義の後、実際にサバのおなかの中からアニサキスを探す方法を指導してもらい、各グループに分かれて、実験と観察を行いました。

実際に使用する実験着とゴム手袋を着用して、サバのおなかの中にどれくらいのアニサキスがいるか、また、みつけたアニサキスを顕微鏡で観察したり、熱湯・アルコール・食用酢を利用してアニサキスを観察する体験を行いました。

子ども達からは、大変勉強になった、次回もこのイベントを開催してほしいなど、大変好評なイベントとなりました。

熱帯医学研究所 三井先生による寄生虫の講義
サバからアニサキスを探す子どもたち
アニサキスを観察する子どもたち
(参考)募集ポスター