夏休み・子ども科学教室2019を開催しました

 長崎大学感染症共同研究拠点では、8月5日 (月) に夏休み・子ども科学教室2019を長崎大学グローバルヘルス研究科 大セミナー室で開催しました。

 この科学教室は、子どもたちが日頃触れることのない科学を体験させるため、防護服や実験器具を使った模擬実験体験などにより、科学に興味を持つ機会を与えることを目的として、今年で3回目の開催となりました。

 今回は、小学5・6年生を対象に長崎市・諫早市・長与町・時津町から定員50名を超える申し込みがあり、保護者を含めて84名の参加となりました。

 科学教室では、「ウイルスの話を聞こう!」と「模擬実験体験」の2つのプログラムにより、講師の感染症共同研究拠点 早坂准教授からウイルス、感染症、マダニに関する講義を行い、次に「実験の体験をしよう!」として、感染症共同研究拠点や熱帯医学研究所の教員・大学院生による実験指導で、防護服の着用とマイクロピペットなどの実験器具を使った模擬科学実験を体験しました。最後に早坂准教授から簡単なクイズや参加記念の大判ステッカー獲得のためのじゃんけん大会も行い、終始、子どもたちの歓声に包まれまていました。

 子どもたちからは、「いろいろなウイルスやマダニのことが勉強できてよかった」、「普段の生活で学べない初めての体験ばかりで科学に興味を持った」、保護者からは「これをきっかけに科学に興味を持ってほしい。また別のテーマで開催してほしい」などの感想が寄せられました。

講師:早坂准教授
司会:奥村教授
防護服の説明:早坂准教授
 防護服を体験する児童
模擬科学実験を行う実験指導者の櫻井助教と熱研のミヤット助教
模擬科学実験を行う実験指導者で熱研の井上准教授と大学院生のヤンさん
マイクロピペットの使い方を指導者する浦田助教
親子で模擬実験を体験
顕微鏡を体験する児童
同伴した小学2年生にも指導する奥村教授